大師前駅からロータリーを抜けて大通りを200mほど進むとロードサイドに【麺屋 多伊夢】があります。
昼時は行列になるほどの人気ラーメン屋。
辛口ベースの味付けで、一口食べれば、虜になること間違いなし。
今回は【麺屋 多伊夢】を紹介します。
【麺屋 多伊夢】は真っ赤な壁紙が特徴的な店内
達筆な文字の看板。お店の名前は「多伊夢」と書いて「たいむ」と読みます。
お店は7~8席のL字カウンターのみ。
席数が少ないため、ピーク時には込みやすいのでしょう。
店内の壁紙は赤を基調としています。
辛口ラーメンを売りにしているお店のコンセプトにぴったりですね。
ラーメンを食べて辛さで口の中が燃え上がるようなイメージでしょうか。
カウンターの前は厨房になっています。
厨房ではスタッフが慌ただしく動きつつ、連携を取りながら無駄なく、ラーメンを仕上げっていますね。
カウンターの壁には当店のオススメの食べ方も教えてくれています。
ラーメンの余った汁にご飯を入れて雑炊やリゾットにすると美味しいのだとか。
さらにバターやチーズを加えると、まろやかな味に仕上がるようですね。
まさに一度で二度美味しい食べ方。
つけ麺とまぜそばがメインのラインナップ
注文は食券タイプです。
「肉野菜、肉豆腐、肉チーズ」などのように「肉」が、名前についているのが特徴的。
牛スジもおすすめのメニューとなっています。
トッピング種類も豊富。
味玉やネギなどの定番メニューから「牛すじ増し」も可能です。
トッピングで豆腐があるのは珍しいかもしれません。
気が付けば味の虜になるコク深い辛さ
今回は「牛スジぶっかけ」1050円を注文しました。
注文の際は辛さと麺の太さを選べます。
具材は牛スジを始め、大きめの「きくらげ」やネギ。
そして、ザーサイまで。
実にバラエティー豊かな役者が揃っていますね。
まぜそばなので、スープはとろみのあるドロっとしています。
口に含むと魚介の風味豊かな出汁が効いている。
意外にもまろやかで甘みを感じますが、後から徐々に辛味が主張してくるタイプでした。
箸で掴めば、牛スジはプルプルとしているほど柔らかい。
一口食べた瞬間にジューシーな肉の甘みが溢れ出します。
しっかりとにこまれているため、舌先で牛スジがホロホロと崩れる。
口の中が一気に充実感で満たされていきますね。
モチッとした太麺。麺はコシのある弾力で、ワシワシ食べるタイプです。
勢いよくすすれば、ガツンと鼻を刺すスパイスシーな辛さがやってきます。
だがしかし、食べ進めるうちに味の虜になってしまう。
食べ終える頃には、額に僅かな汗が滲み。体もポカポカしていました。
個人的な感想
列に並んでも食べたくなるラーメンとは、クセになる味わいを持っていることなのかもしれない。
気付いたら口が味の虜になっているような。【
麺屋 多伊夢】は辛さの中に深みのあるまろやかな甘みもあって、食べ進めてしまう不思議な力があった。
お店の情報
住所:〒123-0843 東京都足立区西新井栄町3丁目8−6
営業時間:11時00分~22時00分